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建築物と地震

地震に対応した建築物の構造として、耐震構造・免震構造・制震構造の3種類があります。

目次

耐震構造

耐震構造とは、建築物の構造を、地震に耐えうるように、構造自身を強化することにより、地震の揺れに耐える構造とすることである。


◇耐震構造の歴史
耐震構造は、昭和53年6月12日の宮城県沖地震(震度5、マグニチュード7.4)の後、昭和56年6月に、建築基準法施行令の大改正が行なわれ、構造規定が改定され、新耐震設計基準が制定された。
この時の、耐震基準は、震度5強程度の地震に耐えうる構造の建築物を造る基準であった。
平成7年1月17日阪神淡路大震災の後、平成7年12月に、耐震改修促進法が制定され、昭和56年5月以前に、建築された、建築物に対して、耐震診断が義務付けされた。
耐震補強方法には、建築物の状況、状態によって、様々の方法がある。
最も適した方法を、採用することが大切である。


◇耐震診断


建築物耐震予備調査―建築物耐震調査-耐震調査報告書-耐震設計-耐震補強工事施工

 

免震構造

免震構造とは、免震装置により、建築物と地盤を分離することにより、ゆれを直接建築物に、伝わらないようにするため、一般構造に比べて、地震力を減少することができる構造です。
◇地震と固有周期
地震時に建築物が揺れるとき、その揺れ方や時間を、その建築物の固有周期という。
建築物の固有周期と、地震の揺れ方が一致したとき、揺れの力が合わさり、共振という状態となり、大きな揺れとなり、揺れを静止することができなくなる。
このような状態を回避するために、建築物の固有周期を長くすることにより、地震の揺れによる影響を受けにくくすることです。
◇免震装置
免震装置とは、アイソレータという免震装置が、建築物と地盤を分離し、地震の揺れを吸収することにより、建築物の揺れを緩やかにする。
免震装置の仕組みは、積層ゴムと転がり支承という部材で構成されている。

これを柱の下に、設けることにより、地震の揺れを建築物に直接伝えないようにしている。

 

制震構造

制震構造とは、地震による揺れは、直接建築物に伝わるが、その揺れを軽減すること。
耐震構造に、地震エネルギーを吸収さす機能を付加させた構造である。

 

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