05_14補修工事

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舗装工事

舗装工事とは、人や車両が便利に通行できるように、道路面をアスファルトやコンクリート、砂利などで固める工事のことです。

目次

舗装工事の種類

舗装には次の三種類があります。
  ・アスファルト舗装
  ・コンクリート舗装
  ・街きょ、縁石及び側溝

 

アスファルト舗装

表層の材料として、アスファルトの粘着力によって骨材を結合させたアスファルト混合物を使用しています。
簡易舗装から高速道路・空港まで幅広く用いられます。

 

アスファルト系舗装の種類

排水性舗装

高粘度の改質アスファルトを原料とする、空隙率20%程度の開粒度アスファルト混合物を表層に(もしくは表層と基層の両方に)設けて、下の層を不透水層とする構造の舗装です。
降雨時に、雨水を路側の排水構造物に排水する機能をもっています。

半たわみ性舗装

空隙の大きな粒度配合のアスファルト舗装を施工した後、その空隙にセメントを主体とする浸透用セメントミルクを浸透させる工法です。
アスファルト舗装のたわみ性とコンクリート舗装の剛性・耐久性を複合的に活用することができます。

透水性舗装

路面の降雨を舗装から路盤の下へ浸透させる機能をもつ舗装です。
主として歩行者系道路に用いられます。また、洪水を抑制するために、建築外構の駐車場に使用されることもあります。

明色舗装

光の反射率の大きな明色骨材を使用して、路面の輝度を大きくした舗装です。
トンネル内の道路などに用いられます。

砕石マスチック舗装

粗骨材量とアスファルト量が多い配合の舗装です。骨材のかみ合わせによる耐流動性とアスファルトモルタルによる耐摩耗性を兼ね備えています。

 

舗装の施工

路床

材料

しゃ断層に用いる材料は、川砂か海砂とします。
透水性舗装に用いるフィルタ層用の砂は、ごみ、泥などの有機物を含まないものとします。
その粒度は、規定があります。

工法

路盤をつくる前に路床の面を平らにならします。
路床に不適当な部分や障害物がある場合は、路床面から300mm程度までを取り除いた後、周囲と同じ材料で埋め戻して締め固めます。
切土をして路床をつくる場合は、路床面を乱さないように掘削し、所定の高さ・形状に仕上げます。
盛土をして路床をつくる場合は、一層を300mm程度ごとに十分締め固めながら、所定の高さ・形状に仕上げます。
締め固めをするときは、土質、使用機械に応じて、散水などを行って締め固めに適した含水状態にします。
しゃ断層は均一な厚さに材料を敷き均し、しゃ断層を乱さないように、小型締め固め機械で締め固めます。
支持力比試験は、JISによります。

路盤

材料

路盤に用いる材料の種類・呼び名等は規定されています。
通常は、クラッシャランのC-40またはクラッシャランのCS-40とします。
透水性舗装に用いるクラッシャランは透水性能が高いものを用います。

工法

路盤材料は、締め固め後の一層の仕上がり厚さが20㎝を越えないように敷き均します。
締め固めは、適切な含水状態で行います。
路盤の締め固めは、8t以上のマカダムローラ、タイヤローラ等、2種類以上の締め固め機械を併用して十分に締め固め、所定の形状に平らに仕上げます。
締め固めは、仕上げまで連続的に行い、ローラ駆動輪幅の1/2程度を重ねながら締め固めます。
締め固めの際に、必要に応じて路盤材料を補給します。
締め固め度検査は、JISの規定によります。

 

コンクリート舗装

セメントと水の水和作用によって骨材を固化させたコンクリート板を表層の材料として使用した舗装です。
耐久性に優れています。

 

特殊舗装

カラー舗装

ストレートアスファルトを用いたアスファルト混合物に顔料等を添加して、着色した舗装です。

樹脂舗装

樹脂を結合材とした混合物を表層に用い、舗装表面に樹脂を塗布した舗装です。一般的に、歩道や広場に使用されます。

ブロック舗装

現地で施工された基盤の上に、工場製品・加工品であるブロックを敷き並べる舗装です。
たわみ性舗装に分類されます。

沿道環境対策舗装

自動車排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を低減したり、舗装の路面温度を低くすることにより、沿道環境を改善する舗装です。

 

街きょ、縁石及び側溝

コンクリートの縁石及び側溝

材料

U型側溝    鉄筋コンクリートU形のJIS規格品
U型側溝ふた    鉄筋コンクリートU形ふたのJIS規格品
縁石    コンクリート境界ブロックのJIS規格品
L型側溝    コンクリートL形及び鉄筋コンクリートL形のJIS規格品

 

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