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災害

目次

自然災害

地震

宮城県沖地震(震度5、マグニチュード7.4)

昭和53年6月12日の宮城県沖地震(震度5、マグニチュード7.4)の後、昭和56年6月に、建築基準法施行令の大改正が行なわれ、構造規定が改定され、新耐震設計基準が制定された。この時の、耐震基準は、震度5強程度の地震に耐えうる構造の建築物を造る基準であった。

阪神淡路大震災

平成7年1月17日、早朝に起こったこの地震は、震度7と言う、今までに体験したことのない規模の地震であり、様々の問題提議のきっかけとなった。
多くの人命の犠牲の上に作られた多くの関連法があります。
建築物の倒壊、崩壊被害や地震火災、ライフラインの被害、液状化による亀裂、道路の崩壊、地すべり、がけ崩れ、宅地傾斜地の崩壊等様々な被害をもたらしました。
本当にこの地震を自然災害と捉えることが正しいかどうか疑問である。

平成7年1月17日阪神淡路大震災の後

平成7年12月に、耐震改修促進法が制定されたのをはじめとして、様々な法律、政令、告示等の制定と改正がなされました。
建築基準法関連の法律については、昭和56年5月以前に、建築された、建築物に対して、耐震診断が義務付けされました。
これだけの大きな犠牲と、被害を出した、阪神淡路大震災の経験と体験を、自身のことして捕らえて行われた法制定、法改正です。
このときの経験と体験を本当に、活かしたのは、市民の連携とボランティア精神ではないかと思います。

昨年、起こった、能登沖地震、阪神淡路大震災の経験と体験を活かし様々な法律を制定した後に起こった地震です。大きな効果を発揮したのでしょうか。

法は制定されても、実施はされず、全て自然災害ですというようなことが無いようにしたいものです。

能登沖地震

平成19年3月25日 9時41分58マグニチュード6.9 に起こった能登沖地震は、阪神淡路大震災と同様に、多数の犠牲者と多くの被害をもたらしました。

ライフラインの被害や道路・地盤の亀裂、崩壊、交通網は断絶し、生活物資補給にも支障をきたすような被害をもたらしました。


豪雨

東海豪雨

破堤、河川の越流、広い範囲で浸水
山間部,河道浸食,土砂崩れ,崖崩れ

福井豪雨

堤防が決壊、多数の浸水害、建物の被害、全壊、半壊

平成18年7月豪雨、梅雨前線豪雨

長野県を中心 土砂災害、家屋の損壊
九州南部 堤防越水,土砂災害家屋の全壊,浸水

 

火災災害

ペンシルビル、小規模雑居ビル

新宿区歌舞伎町ビル火災

平成13年9月1日、東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビルにおいて発生した火災は44人の死者と3人の負傷者を出し、小規模の防火対象物としては過去に例をみない大惨事となった。

現在、この火災については、関係当局により火災原因の究明が行われているが、消防庁においては、同様の火災の再発を防止するために、次のとおり対応しているところである。

また、同年10月29日にも、歌舞伎町内の別の雑居ビルで発生した火災により、2人の死者が発生したところであり、あらためて早急な対策の実施が求められている。

対策

・一斉立入検査の実施

全国の消防機関において、小規模な雑居ビルについて一斉立入検査を行い、

法令違反等の防火安全上の不備事項が確認された場合には、必要な措置を講じるよう、

消防庁長官より都道府県を通じて通知を発出した。

・小規模雑居ビル

「防火安全対策の基準のあり方」や「基準適合確保方策のあり方」

・消防審議会への諮問

「小規模雑居ビル火災の再発防止について、防火安全対策の基準や基準適合確保方策のあり方はいかにあるべきか、意見を示されたい」との諮問を行った。


店舗火災

宝塚カラオケ店火災

去る平成19年1月20日、兵庫県宝塚市のカラオケボックスの火災において、死者3名、負傷者5名が出たことは誠に遺憾である。

この火災については、現在関係当局により原因等の究明が行われているところであるが、かかる火災の被害を防止するため、カラオケボックスの状況について緊急に立入検査等をお願いする。

点検対象

カラオケボックスの用途に供する建築物又は建築物の部分

建築確認申請等の手続きがなされてない物件を含む。

留意事項

(1)カラオケボックスは、法別表第一(い)欄(四)項の遊技場に該当するに該当する

防火・避難規定をはじめとする建築基準法令に適合しているか否かについて確認すること。

(2)特に、カラオケボックスの各室が「無窓居室」に該当する場合や調理室等に該当する場合は、次のような防火規定に適合しているか否かについて確認すること。

・排煙設備の設置(法第35条・令第126条の2・令第126条の3)

・非常用の照明装置の設置(法第35条・令第126条の4・令第126条の5)

・無窓居室の耐火構造の壁等による区画(法第35条の3・令第111条)

・内装の制限(法第35条の2、令第5章の2)

(3)建築基準法令に違反する事項が認められた場合は、当該カラオケボックスの所有者等に対して、使用禁止等の措置を指導し、速やかに是正させること。

是正の指導に従わない場合には、速やかに法第9条に基づいて違反を是正するために必要な措置をとることを命じ、その旨を公示すること。

違反が明らかになった場合には、法第9条の3に基づき当該命令に係る建築物に関与した者を通知するとともに、関係者の処分を講じるなど、厳正に対処すること。

 

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