茶室覚書

伝統建築 > 伝統的工法 > 茶室 > 茶室覚書
茶室覚書


茶室覚書(高良神社所蔵)一部改変



四畳半たい

一、中柱下の滑敷居(幅)一寸九分、横木高さ、二尺二寸

一、通い口、高さ五尺五寸

一、勝手口、櫛形、高さ五尺二寸五分、横幅二尺

一、勝手の天井、高さ六尺六寸

一、刀掛け棚、高さ六尺二寸七分、上の棚

但し下の棚との間七寸一分、但し棚の長さ三尺三分、下の棚の長さ二尺六寸六分、幅一尺

一、板敷居、高さ一尺七寸三分、但し敷居の上返し

一、軒、高さ五尺五寸六分、但し軒庇の方中に突き上げ窓有

一、床天井、高さ七尺三寸、但し板返し



一、床落し掛け、高さ五尺四寸、幅四尺、但し竪の内法

框、厚さ一寸四分、高さ二寸六分

一、にじり上がりの口、横二尺、高さ二尺二寸

滑敷居二寸二分、方立一寸、挟み鴨居下一寸七分、厚さ七分半

一、潜りの上窓竹格子、高さ二尺九分、横幅三尺一寸二分、

同じ、北の竹格子鴨居は同じ、下は上

一、南の軒竹格子、西の柱へつく高さ、下の地敷居より一尺九寸六分、鴨居内法二尺一寸七分、横幅三尺二分

一、同じ軒、東の下地窓、高さ、西の竹格子の敷居同じ(辺)

鴨居内法一尺六寸四分、横幅二尺二寸四分、

柱際一寸一分、ぬりとめ、後のつり竹は中の柱より四尺一寸二分にたつるなり


一、風炉先の下地窓、敷居の高さ、地敷居より七寸八分(ひしこわき)一尺八分、鴨居内法一尺五寸三分、西のこわき三寸五分、但し塗り返し

一、台目の下地窓、地敷居より高さ一尺二寸五分、鴨居内法一尺七寸五分、横幅一尺八寸五分、南のこわき一尺六寸三分、つり竹まで、但し敷居は釣る、鴨居はかつぐなり

一、床脇の下地窓、前の柱よりこわき二寸二分塗りとめ、横幅一尺四寸、高さ、横の地敷居より二尺六寸八分の塗りとめまで、内法一尺六寸二分

一、勝手の潜り、高さ二尺三寸、幅二尺一寸、南のこわき一尺一寸、この潜り上西に下地窓あり



一、板敷一尺七寸三分、但し敷居の上まで

一、庇軒高さ五尺五寸六分

一、通い口軒高さ四尺八寸五分、但し茅裏の屋根

一、床落し掛け五尺一寸三分

一、二枚障子鴨居内法五尺二寸九分

一、上の(みたれ)戸、間六寸四分 



三畳たい

一、屋根勾配九寸

一、勝手の天井、(高さ)七尺二寸

一、床の天井、(高さ)七尺三寸

一、深さ二尺四寸、畳幅

一、幅四尺、同じ(畳幅)

一、框厚さ一寸四分、高さ二寸六分 

一、南の軒の下地窓、高さ、地敷居より二尺一寸、鴨居の内法二尺四寸六分、西のこわき二尺一寸六分、横幅内法二尺六寸

一、潜りの上竹格子、鴨居の内法一尺九寸七分、横三尺一寸

東の窓、鴨居内法三尺八寸、横幅二尺五寸三分、南のこわき、つり竹を三寸六分、但し下地窓



一、台目下の窓、内法高さ二尺三寸六分、横幅内法一尺八寸、南のこわき一尺七寸四分、但し下地窓

一、台目上の竹格子、鴨居内法一尺七寸四分、横幅内法二尺七寸八分、但し色紙窓

一、風炉先敷居より七寸七分塗りとめの内法、横内法 一尺五寸三分、東のこわき塗りとめまで一尺一寸三分、鴨居内法一尺八寸九分、高さなり

一、床の窓高さ、地敷居より三尺二寸七分、高さ内法一尺六寸七分、但し(四分の一の方)よりこわき六寸七分、横内法一尺九寸七分、これは掛障子なり

一、桁縁の大竹格子下より敷居の高さ一尺八寸六分、 鴨居      内法二尺一寸四分、高さ、横内法五尺六寸二分、但し両の方にこわきあり、横幅二尺一寸二分

一、右(に挙げた)の窓、敷居鴨居(ともに)厚さ九分


二畳たい

一、にじりあがりの口、幅二尺二寸、滑敷居幅二寸二分、挟み敷居ともに幅一寸七分

一、横木下滑敷居一寸九分、高さ二尺二寸あり

一、勝手口、高さ五尺二寸五分、横幅二尺、但し方立口、杉桁、竹柱、太さ一寸九分、竹下の節間七寸五分、敷居より上の節間四寸五分、鴨居より、但し中に節三つ

一、通い口高さ三尺八寸五分、幅一尺九寸五分、櫛形のなり 上にて四寸下がり、七寸(    )但し畳は潜り開けるなり

一、勝手口の障子組子、中に十三、上下十五にすれば引き手きるによし

一、風炉先二重の棚、上の長さ一尺四寸、幅一尺四分、

厚さ四分

下の棚長さ一尺三分、幅八寸八分、(    )の幅六寸、横幅棚の間六寸三分、但し下の棚は横木に乗るなり。

前に三分のちりあり、つり木の太さ五分半

一、一重のつり棚長さ一尺一寸、幅九寸一分、高さ横木の上の間二寸一分空けてつるなり

  

 三畳たい

この座敷、よろず高さ寸尺右の書付のごとく、但しうちの勝手により窓ふり違い候

一、勝手に釣る袋棚の事

長さ一尺二寸、こわき二寸一分、深さ八寸七分、高さ七寸一分、いずれも外法なり

一、この上の棚、幅九寸七分、長さ天井縁(の)所より釣るようにするなり、但し棚の間七寸一分、下の袋棚勝手口より七寸避けてあけるなり



   三畳たい

一、この座敷右なり 窓高さ広さなり

但し廊下の勝手により窓の様子変わるなり

板敷 天井の高さ右に同じ



   三畳たい

一、この座敷玄関に猿戸あり、同じ内に竹の腰掛、丸木皮付の框あり

一、玄関のうち突き上げ(窓)の下に家具を釣るなり、但し路地より突き上げの戸をあけて家具の見えるように釣るなり

一、にじり上がりと並んで二枚障子あり、但し敷居より高さ一尺二寸、太さ八寸まわりの竹を横にうつなり。二枚障子とあけひじ持たせるようにするなり

 

一、台目の内の屋根裏突き上げなり

一、三畳敷の内天井はり屋根裏なり

一、台目の上二枚障子の高さ平鴨居を入る、この下より中柱、何にても直ぐなる(木)をたてるなり、風炉先拭い板の上に棚あり



三畳たい

一、この座敷風炉先ににじり上がりあり、但し書院くさりの間より縁伝いの勝手口へ来るに竹縁内ににじり縁(あがり)の上より上がるなり、窓右の高さ路地の勝手に見合い候


   二畳たい

一、駆け込み天井軒の突き上げ(窓)、戸口は口伝あり。比あけつえ長さ二尺八寸五分同じ一尺六寸の棒二本

一、通い口茅裏の突き上げ、竹小舞、中に、九本内五本きりて突き上げの長さなり。上つえ長さ四尺また二尺一寸のほう二本

一、玄関突き上げ、これも九本内五本切る。但し上下つえ長さ二尺六寸

一、南の軒(    )上下つえ長さ三尺三寸二分



二畳たい

一、この座敷床の内より通い口あり、窓右同じ所

一、数奇屋より腰掛までの間のこと五畳半

一、路地畳石筋違いの事

一、潜りの中隅と数奇屋のにじりあがりの柱と筋違い二分ふらして縄張りをするなり。但し路地の長短のある時は右の寸尺に添え加えて筋違い縄張るなり

コメント

タイトルとURLをコピーしました