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二級建築士 【計画】 環境工学 伝熱 |
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問1
伝熟に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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- 熱の基本的な伝わり方は、伝導、対流及び放射の三つである。
- 外壁の仕上げや断熱性能が同じであっても、方位によって日射取得熱は異なる。
- 壁表面の熱伝達率は、壁面に当たる風速によって異なる。
- 断熱材の熱伝導率は、一般に、水分を含むと大きくなる。
- 建築材料の熱伝導率の大小関係は、一般に、金属>普通コンクリート>木材である。
- 同じ体積の場合、容積比熱が大きい材料は、容積比熱が小さい材料に比べて、温めるのに多くの熱量を必要とする。
- 熱放射は、真空中においても、ある物体から他の物体へ直接伝達される熱移動現象である。
- 0℃の物体であっても、表面の放射率に応じて、熱を放射している。
- 放射による熱の移動には、空気が必要である。
- 放射による熱の移動には、空気が必要でない。
- 単位面積当たりの放射受熱量は、熱源からの距離に反比例する。
- 単位面積当たりの放射受熱量は、熱源からの距離の二乗に反比例する。
- 中空層の熱抵抗の値は、中空層の密閉度・厚さなどによって異なる。
- 白色ペイント塗りの壁の場合、遠赤外線などの長波長放射の吸収率は高いが、目射などの短波長放射の吸収率は低い。
- 白色ペイント塗りの壁の場合、日射エネルギーの吸収率は、「赤外線などの長波長域」より「可視光線などの短波長域」のほうが小さい。
- 一般的な透明板ガラスでは、可視光線の波長域の透過率に比べて、遠赤外線の波長域の透過率のほうが小さい。
- 一般的な透明板ガラスの分光透過率は、「可視光線などの短波長域」より「赤外線などの長波長域」のほうが大きい。
- 一般的な透明板ガラスの分光透過率は、「可視光線などの短波長域」より「赤外線などの長波長域」のほうが小さい。
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問2
次の窓のうち、熱貫流率が最も大きいものはどれか。ただし、それぞれの窓を構成するガラスは、1枚当たり3mmの透明ガラスとする。 |
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- それぞれの窓に単板のガラスを用いた二重窓
- 合わせガラス(2枚重ね)を用いた窓
- 合わせガラス(2枚重ね)を用いた窓
- 複層ガラス(空気層6mm)を用いた窓
- 複層ガラス(空気層6mm、室内側のガラスに遠赤外線を反射する透明金属膜をコーテイング)を用いた窓
- 3層複層ガラス(空気層1か所当たり6mm)を用いた窓
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問3
イ~への条件により計算した窓のある外壁の熱損失の値として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、定常状態とする。 |
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条件
- イ.外壁(窓を除く)の面積:30m2
- ロ.窓の面積:10m2
- ハ.屋内空気の温度 :20℃
- ニ.外気の温度 :0℃
- ホ.外壁(窓を除く)の熱貫流率 :1.0W/(m2・K)
- へ.窓の熱貫流率 :3.0W/(m2・K)
選択肢
- 200W
- 800W
- 1,200W
- 1,600W
- 2,400W
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問3
床面積100m2の事務室において、イ~ヘの条件における機械換気による熱損失の値として、最も近いものは、次のうちどれか。ただし、熱交換器の使用はないものとし、室温は室内一様とする。なお、1.0W・hは3.6kJとする。 |
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条件
- イ.天井高さ:3m
- ロ.換気回数:2.0回/h
- ハ.室温:20℃
- 二.外気温:-5℃
- ホ.空気の比重:1.2㎏/m3
- へ.空気の比熱:1.0kJ/(㎏・K)
選択肢
- 1,700W
- 2,500W
- 3,000W
- 4,000W
- 5,000W
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