一級施工_14_01





















































一級建築士 【施工】 鉄骨工事
問1

鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
現寸

  • 床書き現寸については、工作図の承認をもって現寸検査に代えることとしたが、納まりに複雑な箇所があったので、その箇所の現寸図を作成した。

塗装

  • 製作工場で行う錆止め塗装において、工事現場溶接を行う部分の両側それぞれ50mmの範囲を除き塗装した。
  • 製作工場で行う錆止め塗装において、工事現場溶接を行う部分の両側それぞれ100mmの範囲を除き塗装した。

部材

  • コンクリート充填鋼管(CFT)柱において、「柱天端のトッププレート」及び「柱・はり接合部内のダイヤフラム」については、中央部には所定のコンクリートの打設孔を、周辺部には所定の空気抜き孔を設けた。
  • 閉鎖形断面の部材に溶融亜鉛めっきを施すので、亜鉛及び空気の流出入用として、部材の一方の端部に開口を1か所設けた。
  • 閉鎖形断面の部材に溶融亜鉛めっきを施すので、亜鉛及び空気の流出入用として、部材の両端に開口を1か所設けた。
  • 閉鎖形断面の部材に溶融亜鉛めっきを施すので、部材の両端には、亜鉛および空気の流出入用の開口を設けた。

曲げ加工

  • 鋼材の曲げ加工を加熱加工により行う場合、鋼材の温度を約300℃とした。
  • 鋼材の曲げ加工を加熱加工により行う場合、鋼材の温度を約850~900℃とした。
  • 柱、梁及びブレース端のハンチ等の塑性変形能力を要求される部材において、常温曲げ加工による内側曲げ半径は、材料の板厚の2倍とした。
  • 柱、梁及びブレース端のハンチ等の塑性変形能力を要求される部材において、常温曲げ加工による内側曲げ半径は、材料の板厚の4倍とした。

基礎

  • アンカーボルトは二重ナットおよび座金を用い、アンカーボルトの先端はねじが二重ナットの外に3山出るように施工した。
  • ベースプレートの支持工法はベースモルタルの後詰め中心塗り工法とし、無収縮モルタルの塗厚さを30mmとした。
  • 鉄骨の建方に先立って行うベースモルタルの施工において、べースモルタルの養生期間は、3日間以上とした。
  • ベースモルタルの仕上面の精度について、特記がなかったので、柱すえ付け面の高さの管理許容差を±3mmとした。
  • 後詰め中心塗り工法によりベースプレートを支持する場合、中心塗りモルタルの塗厚さを50mmとし、柱の建込み後、ベースプレート回りに型枠を設けて、無収縮モルタルを圧入した。

建方

  • 建方時に生じた高力ボルト孔の食い違いが2mm以下であったので、リーマ掛けにより修正した。
  • 建方作業において、高力ボルト継手の仮ボルトについては、中ボルトを用い、ボルト一群に対して1/3程度、かつ、2本以上とし、ウェブとフランジにバランスよく配置して締め付けた。
  • 建方作業における混用継手について、仮ボルトはボルト一群に対して1/2程度、かつ2本以上をバランスよく配置して締め付けた。
  • 鉄骨の建方において、仮ボルトとして高力ボルトを使用したので、その高力ボルトを本ボルトとして使用した。
  • 鉄骨の建方において、仮ボルトとして中ボルトを使用し、その中ボルトを本ボルトとして使用しなかった。
  • 建方作業における混用継手について、仮ボルトは、ボルト一群に対して1/2程度、かつ、2本以上をバランスよく配置して締め付けた。
  • 建方作業において、溶接継手におけるエレクションピースに使用する仮ボルトは、中ボルトを使用し、全数締め付けた。
  • 建方作業において、溶接継手におけるエレクションピースに使用する仮ボルトは、高力ボルトを使用し、全数締め付けた。
  • 架構の倒壊防止用ワイヤーロープを、建入れ直しに兼用した。
  • 鉄骨の建方にクローラークレーンを用いる場合、クローラークレーンのブームの旋回角度が45度のときにクローラーシューの接地圧が最大となることが多く、最も不安定であるので、転倒の防止に配慮した。
  • 鉄骨の建方を建逃げ方式により行う場合、建方用機械は、移動式クレーンとした。
  • 鉄骨の建方精度の管理において、柱の倒れの管理許容差は、特記がなかったので、高さの1/1,000以下、かつ、l0mm以下とした。
  • 柱に現場継手のある階の建方精度については、特記がなかったので、階高の管理許容差を±5mmとした。
  • 一般の鉄骨構造における建方精度に関する建物の倒れの限界許容差は、高さの1/2,500にl0mmを加えた値以下、かつ50mm以下とした。

溶接環境

  • 気温が-3℃であったので、接合部から100mmの範囲の母材部分を適切に加熱して溶接を行った。
  • 母材を加熱して溶接作業を行っていたところ、作業場所の温度が-5℃を下まわったので、作業を中止した。
  • ガスシールドアーク半自動溶接を行っていたところ、風速が2m/sとなったので、適切な防風処置を講じて、作業を続行した。

溶接

  • 1節複数層の骨組みの現場溶接において、その節の下層階から溶接を行うと、上層階において柱の倒れ変形が累積するおそれがあるので、その節の最上階から溶接を行った。
  • 母材の溶接面について付着物の確認を行ったところ、固着したミルスケールがあったが、溶接に支障とならないので除去しなかった。
  • エンドタブについては、特記がなく、エンドタブを残しても支障がなかったので、切断しなかった。
  • 見え隠れとなるエンドタブの切断については、設計図書に特記がなく、監理者の指示もないので、行わなかった。
  • 突合せで完全溶込み溶接をする部材の板厚が異なる場合は、厚い部材側にテーパーを付け、開先部の板厚が同一となるようにした。
  • 裏当て金を用いた柱梁接合部における裏当て金の組立溶接については、梁フランジ幅の両端から5~10mm以内の位置で行った。
  • 裏当て金を用いた柱梁接合部における裏当て金の組立溶接については、梁フランジ幅の両端から5~10mm以上の位置で行った。
  • 組立溶接においては、溶接部に割れが生じないように、必要で十分な長さと4㎜以上の脚長をもつビードを適切な間隔で配置した。
  • 組立て溶接の最小ビード長さは、板厚が6mmを超える場合、30mmとした。
  • 組立て溶接の最小ビード長さは、板厚が6mm以下の場合、30mmとした。
  • 組立て溶接の最小ビード長さは、板厚が6mmを超える場合、40mmとした。

再溶接

  • スラグ巻込み、ブローホール等の内部欠陥は、はつりとって実際の位置を確認し、欠陥の端部から20mm程度を除去し船底型の形状に仕上げてから再溶接した。

スタッド溶接


  • スタッド溶接の打撃曲げ検査によって15度まで曲げたスタッドについては、欠陥が発生しなかったので、そのまま使用した。

  • スタッド溶接は、大電流を繰り返し使用する溶接方法であり、電源容量の不足は溶接不良の原因となるので、良好な溶接結果を得るため、電源はスタッド溶接専用とした。
  • デッキプレートを貫通して頭付きスタッドをはりに溶接する場合、軸径16mmの頭付きスタッドを使用した。
  • スタッド溶接の施工後の打撃曲げ検査において、溶接部に割れが生じた場合、さらに同一ロットから2本のスタッドを検査し、2本とも合格したので、そのロットについては合格とした。

検査

  • 溶接部の受入検査における表面欠陥及び精度の目視検査は、特記がなかったので、抜取検査とし、溶接の部位や種類ごとにロットを構成し、それぞれのロットから10%に相当する部材数を検査対象としてサンプリングした。
  • 不合格溶接の補修において、表面割れについては、超音波探傷試験により、割れの範囲が局部的であることを確認したので、その両端から50mm以上削り取って船底型の形状に仕上げてから再溶接した。

締付け

  • 鋼材をせん断加工する場合、鋼材は、板厚を13mm以下とし、主要部材の自由端及び溶接接合部以外の部分に使用した。
  • 呼び名がD13の鉄筋貫通孔の孔あけ加工は、鉄骨部材の板厚が13mm以下であったので、せん断孔あけとした。
  • 高力ボルト接合部の摩擦面は、適切なすべり係数を確保するために、屋外に自然放置して、表面が一様に赤く見える程度の赤錆を発生させた。
  • 高力ボルト接合において、接合部の組立て時に積層した板間に生じたボルト孔のくい違いが3mmだったので、リーマ掛けによりボルト孔を修正した。
  • 高力ボルト接合において、接合部の組立て時に積層した板間に生じたボルト孔のくい違いが3mmだったので、スプライスプレートを取り替えた。
  • 高力ボルト用の孔あけ加工において、鉄骨部材の板厚が13mm以下であったので、せん断孔あけとした。
  • 高力ボルト用の孔あけ加工は、ドリルあけとし、鉄骨部材の板厚が13mm以下のときは、せん断孔あけとすることができる。
  • 高力ボルト摩擦接合部の摩擦面となる部分については、鉄骨に錆止め塗装を行わなかった。
  • 高力ボルト接合において、接合部に1mmを超えるはだすきが生じる箇所には、フィラープレートを使用した。
  • 接合部の母材がSN490Bである高力ボルト接合において、接合部に1mmを超えるはだすきが生じたので、SN400Aのフィラープレートを挿入した。
  • JIS形高力ボルトの本締付け完了後、すべてのボルトについて、一次締付け後に付したマークのずれにより「共回りの有無」、「ナットの回転量」および「ナット面から突き出した余長の過不足」を目視により検査した。
  • JIS形高力ボルトの締付け機器のうち、手動式トルクレンチおよび軸力計については、±3%の誤差範囲の精度が得られるように十分に整備されたものを用いた。
  • トルシア形高力ボルトの締付け後の検査において、共回りを生じたボルトについては再度締め付け直したことにより、共回りを生じなかったので合格とした。
  • トルシア形高力ボルトの締付け後の検査において、共回りを生じたボルトについては新しいセットに取り替えることによって合格とした。
  • トルシア形高力ボルトの締付け作業は、1次締め、マーキング及び本締めの3段階で行った。
  • トルシア形高力ボルトの締付け後の検査において、ボルトの余長については、ナット面から突き出たねじ山が、1~6山の範囲にあるものを合格とした。

問2

鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. スパン数が多い建築物において、現場溶接による柱の倒れ変形を低減するために、建築物の中央部に調整スパンを設け、溶接完了後、高力ボルト接合により調整スパンの梁を取り付けることとした。
  2. 柱梁接合部の梁端溶接部において、入熱量が大きく、かつ、パス間温度が高過ぎると、接合部の強度や変形能力が低下することがあるので、溶接作業中に入熱量とパス間温度の管理を行った。
  3. 鉄骨部材の組立てにおいて、溶接後の精度を確保するために、溶接により生じるひずみを考慮して、あらかじめ、そのひずみの逆方向に鋼材を曲げ加工した。
  4. 柱梁接合部において、鋼製エンドタブの組立て溶接については、開先内を避けて、直接、梁フランジに行った。
  5. 柱梁接合部において、鋼製エンドタブの組立て溶接については、裏当て金に組立て溶接を行った。
  6. 通しダイアフラムと梁フランジとの突合せ継手において、通しダイアフラムを構成する鋼板の板厚の範囲内で梁フランジを溶接するために、通しダイアフラムを構成する鋼板の板厚を梁フランジの板厚よりも厚いものとした。

問3 

鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. ナット回転法による高カボルトの締付け後の検査において、ナット回転量が不足していたボルトについては、その他に異常がなかったので、追締めを行ってそのまま使用した。
  2. 梁を高力ボルトにより接合する梁ブラケット付きの柱の製品検査において、「仕口部の長さ」として、所定の柱面から仕口先端の第1孔心までの寸法を測定した。
  3. 高力ボルト接合における一群の高カボルトの締付けについては、接合部の中心から外側に向かって行った。
  4. 高力ボルト接合の本締めにおいて、トルシア形高カボルト専用の締付け機が使用できない箇所については、高力六角ボルトに交換して、トルクコントロール法により行った。
  5. 高力ボルトの締付け作業において、仮ボルトを用いて部材を密着させてから高カボルトを取り付け、マーキングを行った後に、一次締めを行った。
  6. 高力ボルトの締付け作業において、仮ボルトを用いて部材を密着させてから高カボルトを取り付け、一次締めを行った後に、マーキングおよび本締めを行った。

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