|
|
|
|
一級建築士 【計画】 建築設備 |
|
|
給水・給湯・排水設備
問1
給排水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
|
|
- 一般の住宅における水の使用量は、年間平均で150~300L/(人・日)程度である。
- 事務所の給水設備の容量の決定に当たり、1日の使用水量を100L/人とした。
- 事務所ビルにおける在勤者一人当たりの設計用の1日給水量は、一般に、60~100L程度である。
- 事務所ビルにおける飲料水の受水槽の容量は、一般に、1日当たりの予想給水量の半分程度とする。
- 駅や汽貨店等において、不特定多数の人が連続して使用する大便器の給水方式としては、一般に、洗浄弁方式が採用される。
- 給水設備において、飲料水系統と雑用水系統とを別系統とすることにより、雑用水系統の受水槽は床下ピットを利用したコンクリート製水槽とすることができる。
給水
- 給水管に樹脂ライニング鋼管を使用しても、管端部の施工方法によっては赤水の発生する場合がある。
- 給水配管において、便器の洗浄用として排水再利用水を使用する場合には、他の配管と別系統にする必要がある。
- 給水における同時使用流量を算定する際に用いられる器具給水負荷単位は、便器の場合、洗浄タンク方式より洗浄弁方式のほうが大きい。
- 屋外散水栓には、逆流を防止するために、給水管にバキュームブレーカーを設ける。
- 重力式給水方式において、給水圧力を確保するため、最も高い位置のシャワーヘッドから高置水槽の低水位面までの高さを5mとした。
- 重力式給水方式において、給水圧力を確保するため、最も高い位置のシャワーヘッドから高置水槽の低水位面までの高さを8m以上とした。
- シャワーの給水の最低必要圧力は、10kPaである。
- シャワーの給水の最低必要圧力は、70kPaである。
受水槽
- 受水槽や高置水槽のオーバーフロー管及び水抜管は、臭気の逆流を防ぐため、トラップを設けて排水管に直接接続することができる。
- 受水槽や高置水槽のオーバーフロー管及び水抜管は、臭気の逆流を防ぐため、トラップを設けても、クロスコネクションの禁止に、抵触するため、排水管に直接接続することができない。
- 受水槽の材質については、強化プラスチック・鋼版・ステンレス鋼版・木などがあり、使用目的に応じて選定する。
- 受水タンクの存量は、一般に、1日に使用する水量の1/2程度とする。
- 保守点検スペースとして、飲料用受水槽の底部及び周囲にそれぞれ60cm、上部に100cmのスペースを確保した。
給湯
- 循環式の給湯設備における給湯温度は、レジオネラ属菌の繁殖を防ぐために、給湯の使用ピーク時においても55℃以下にしないほうがよい。
- 事務所ビルの洗面所に設置する局所式の湯沸器には、電気式が採用されることが多い。
トラップ
- グリース阻集器は、主に排水管からの臭気を厨房内に出さないことを目的として設置される。
- グリース阻集器は、主に排水中の脂肪分の分離を目的として設置される。
- 衛生器具のトラップは、二重トラップとしてはならない。
- あまり頻繁に使用されない衛生器具には、器具付トラップの下流の配管の途中に、Uトラップを設けることが望ましい。
- あまり頻繁に使用されない衛生器具には、器具付トラップの下流の配管の途中に、ドラムトラップを設けることが望ましい。
排水
- 分流式排水とは、敷地内の排水設備においては、汚水と雑排水とを別系統にすることをいい、公共下水道においては、「汚水および雑排水」と「雨水」とを別系統にすることをいう。
- 雨水立て管の管径は、建設地の最大雨量とその立て管が受けもつ屋根面積等をもとに決定した。
- 排水及び汚泥の排出を容易にするため、排水槽の底面に勾配を設け、清掃時の安全に配慮して、その勾配を吸込みピットに向かって1/15とした。
- 排水再利用水の原水として、洗面器や手洗器からの排水だけでなく、厨房排水や便器洗浄排水も利用することができる。
|
|
|
給排水衛生設備
問2
給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
|
|
- バキュームブレーカーは、給水管内の水圧変動によって衛生器具内部が真空に近い状態になることから発生する振動や騒音を防ぐ装置である。
- バキュームブレーカーは、使用済の汚水などが逆サイホン作用により逆流することを防止する器具である。
- さや管ヘッダー方式は、集合住宅における給水管及び給湯管の施工の効率化や配管の更新の容易さを図ったものである。
- クロスコネクションは、上水の給水・給湯系統とその他の系統が、配管・装置により直接接続されることをいう。
- 水洗式大便器の洗浄方式におけるサイホンボルテックス式は、溜水面が広く、衛生的であり、洗浄音が静かな方式である。
- セントラル給湯システムの給湯管には、主にダクタイル鋳鉄管が用いられる。
- セントラル給湯システムの給湯管には、主にステンレス管が用いられる。
|
|
|
一覧へもどる
|
|
|
|
|
コメント