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一級建築士 【計画】 環境工学 |
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換気
問1
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 |
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- 第二種機械換気方式は、室外よりも室内の気圧を下るので、汚染質を発生する室に適している。
- 第二種機械換気方式は、室外よりも室内の気圧を上るので、汚染質を発生する室に適さない。
- 第三種機械換気方式は、室外よりも室内の気圧を下るので、汚染質を発生する室に適している。
- 第三種機械換気方式は、厨房、便所、浴室のように、一般に、室内で臭気や水蒸気等が発生し、これを他室へ流出させない注意が必要な空間に用いられる。
- 換気設備に全熱交換型のものを使用すると、外気負荷を低減することができる。
- 半密閉型の暖房機器は、室内の空気を燃焼に用いる。
- 密閉型暖房機器は、燃焼による室内の空気汚染のおそれが少ない。
- 建築において、暖房時に温度差換気を行うと、中性帯よりも下側が換気経路の上流になる。
- 室内の排気口の位置は、一般に、室内における汚染質の濃度分布に影響を与える。
- ディスプレイスメント・ベンチレーション(置換換気)は、室内空気の積極的な混合を避けるため、設定温度よりもやや低温の空気を室下部から吹き出し、居住域で発生した汚染質を室上部から排出するものである。
- 換気量が同じであれば、室の形状、換気方式が異なる場合においても、
室内汚染物質の濃度の低減量は等しくなる。
- 換気量が同じであれば、室の形状、換気方式が異なる場合においては、
室内汚染物質の濃度の低減量は異なる。
- 必要換気量は、「室内の汚染質濃度の許容値と外気の汚染質濃度との差」を
「単位時間当たりの室内の汚染質発熱量」で除して求める。
- 必要換気量は、「単位時間当たりの室内の汚染質発生量」を
「室内の汚染許容度と換気新鮮空気中の汚染物質の濃度との差」で除して求める。
- 居室の計画的な自然換気においては、建築物内外の温度差や建築物周囲の風圧を考慮して、換気□等の大きさを決定する。
- 室内の排気口の位置は、一般に、室内における汚染質の濃度分布に影響を与える。
- 住宅における全般換気とは、局所換気と対をなす用語であり、居間、食事室、寝室、小供室等の一般居室を中心に、住宅全体を対象とした換気のことである。
- 交通量の多い幹線道路に面した建築物等においては、外気が必ずしも清浄ではない場合があるので、外気取入口の位置に配慮するほか、取入れ空気の除塵等を行う必要がある。
- シックハウス症候群の原因とされる物質には、害虫駆除に使用する有機リン系殺虫剤も含まれる。
- 室内の空気の汚染原因としては、塵あい、体臭、タバコの煙、建材や家具からの揮発性有機化合物(VOC)、ホルムアルデヒド等がある。
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問2
室容積150m3の居室において、室内の水蒸気発生量が0.6kg/hのとき、室内空気の重量絶対湿度を0.010kg/kgDAに保つための換気量として、最も適当な値は、次のうちどれか。
ただし、室内の水蒸気は直ちに室全体に一様に拡散するものとし、外気の重量絶対湿度を0.005kg/kgDA、空気の密度を1.2kg/m3とする。
また、乾燥空気1kgを1kgDAで表す。 |
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- 50m3/h
- 100m3/h
- 120m3/h
- 150m3/h
- 300m3/h
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問3
気体の汚染物質が発生する室において、イ~ニの条件における汚染物質濃度からみた必要換気回数に、最も近いものは、次のうちどれか。
ただし、発生した汚染物質は、すぐに室全体に一様に拡散するものとする。 |
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条件
- イ. 室の容積:25m3
- ロ. 室内の汚染物質発生量:1,500μg/h
- ハ. 大気中の汚染物質濃度:0μg/m3
- ニ. 室内空気中の汚染物質許容濃度:100μg/m2
- 0.4回/h
- 0.6回/h
- 0.8回/h
- 1.0回/h
- 1.2回/h
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